中央競馬の年間を締めくくる有馬記念が終了しましたが、競馬ファンにとっての興奮はまだ終わらない！大晦日まで地方競馬も開催され、その中でも12月29日(月)に大井競馬場で行われる東京大賞典（G1、大井ダ2000m）は、地方競馬最大の注目レースです。

ナルカミvsミッキーファイト！同厩舎対決を崩すのはアウトレンジ

今年の東京大賞典では、田中博康師が送り出すナルカミとミッキーファイトの同厩舎対決が大きな注目を集めています。しかし、その構図を崩し、勝利を掴む可能性を秘めたのがアウトレンジです。3走前の帝王賞ではミッキーファイトとタイム差なしの2着と好走。同じ舞台で再び激戦を繰り広げることが期待されます。

データが示す好走の鍵！前走掲示板入りとチャンピオンズC組の強さ

過去10年の東京大賞典のデータを分析すると、近走好調の馬が強く、前走で掲示板入りできなかった馬は厳しい戦いを強いられる傾向にあります。特に注目すべきは、同年のチャンピオンズCに出走した馬たちの成績です。

▼同年のチャンピオンズC出走馬の着順別成績

• 1着[0-0-1-0]複勝率100%
• 2着[0-3-0-1]複勝率75.0%
• 3着[2-0-1-1]複勝率75.0％
• 4着[0-0-1-0]複勝率100％
• 5着[2-1-0-1]複勝率75.0%
• 6着以下[1-3-2-14]複勝率30.0%

※過去10年のデータに基づく

なんと、前走チャンピオンズCに出走して5着以内に入った馬は、驚異の複勝率78.6%！アウトレンジもチャンピオンズCに出走しており、このデータに該当するため、高い信頼度を誇ります。

勢い乗る松山弘平騎手！G1連勝でアウトレンジを勝利へ導く？

G1・2着の実績を持つアウトレンジにとって、大井競馬場はホームグラウンド。そして、鞍上の松山弘平騎手も今月は阪神JF、ホープフルSとG1を2勝と絶好調！勢いそのままに、アウトレンジを勝利へ導くことができるのか、期待が高まります。

東京大賞典、アウトレンジの熱い走りから目が離せません！